プロが答えるよくある質問

屋根の塗装をする前に知っておきたい3つのこと

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そもそも屋根塗装は必要なのか。そうお考えではないだろうか。まずはその疑問から解消していく。このページをご覧になったあなたのキッカケはきっと、

  • 雨漏りがした
  • 訪問販売がきた
  • 近所で屋根塗装をしていた
  • 定期点検がきた

などが理由だろう。

結論から言おう。屋根塗装は必ずしなければならないの。ほとんどの場合が雨漏りが発生した以外、訪問営業などで誰かに後押しされるか、近所が塗装をしていたからなど、他の人の力が加わり、その流れで屋根塗装の事をなにも知らないまま塗装をしてしまうケースが多い。

そのように安易に業者を選んでしまうとこんな事になりかねない。

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そう、リフォーム業界は悪徳業者がむちゃくちゃ多い業界なのである

ここでは屋根塗装がそもそも必要なのか、全て読んで頂ければ、お分かりいただけるよう詳しく説明している。是非、しっかり屋根のことを知った上で屋根塗装をしていただきたい。

そうでもしなければ、1年後に雨漏りがしてしまうなど、大変なことになり兼ねない。是非最後まで読み進めていただきたい。

1.屋根の塗装は必ず定期的に行う必要がある

まずは基本的なところからお話ししていこう。例えば「モノ」の時が経つにつれて古くなり修理が必要だったり、買い替えなくてはならなくなるのと同じように、屋根にも寿命がある。屋根の場合なにもケアせずに放っておくと、屋根の場合「雨漏り」に繋がる。

屋根の役目は我々を雨風から守ること。その大事な屋根のお手入れは、車を買い換えることよりも重要なのではないだろうか。せっかく手に入れたマイホームを「お手入れ不足」で台無しにしたくはないだろう。

そこで、次の写真を見て欲しい。

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屋根のお手入れを怠るとこのようになる。「雨漏りなんかしないだろう」などと軽く思ってはいないだろうか?実は意外と簡単にこうなるのだ。

この写真は良く目にしたことがある光景だと思うが、実はこれはもう完全に手遅れである。こうなってしまっては屋根の内部にまで水が浸透しているため、元に戻したいのであれば屋根ごと変えるしか無い。つまり、雨漏りして天井にシミが出来ては完全に遅いのだ。

実は屋根塗装は定期的にしておくことで色々なメリットが有る。見た目を綺麗に保つ、紫外線を跳ね返すなど、山ほどある。

なのにだ。

10年程度に1度の屋根塗装を怠ると、せっかく手に入れたマイホームが一生使い物にならなくなってしまうのだ。こんなことはなんとしてでも防いでいただきたい。

我々の生活は住まいによって守られている。その住まいは屋根や外壁に守られており、その屋根や外壁さらに薄い塗膜(ペンキ)で覆われている。その屋根や外壁を保護している塗膜が劣化し、傷んでしまうと屋根材や外壁材などが、直接雨や紫外線を受けてしまうことになり、一生をかけて購入したマイホームが驚くスピードで劣化し始めるのだ。

故に、大事なマイホームを守っていくためには、住宅の寿命が来るまで2〜3回、必ず「塗り替え」を行わなければならないのだ。しかし、これも安い買い物ではない。しっかりと複数社見積もりを取り、比較した上でしっかりとした業者を選ばなければ大変な事になる。

それでは、後悔しない屋根塗装をするためにさらに必要なポイントを説明しよう。

2.絶対におさえておきたい屋根の種類4種

屋根の修理方法は屋根の種類によって大きく異なる。塗装で済むものもあれば、塗装が必要ない屋根材もある。まずはご自宅の屋根材を確認してみよう。そもそも塗装が必要ないかもしれない。もしくは今スグ塗装をしなければならないかもしれない、屋根ごと取り替えなければならないかもしれない。

適切な修繕方法を見極めるためにも、どのような屋根材があるのかを知っておくのはとても重要だ。それでは説明していこう。

2−1.スレート屋根

現在、新築住宅で最も使われる屋根がこのスレート屋根。写真を見て欲しい。

スレート屋根

現在の日本では、この屋根材が最も多いと言われている。「コロニアル・カラーベスト」という商品名のものが最も多く使われている。今後どこかで聞くかもしれないので、念のため伝えておく。

スレート屋根の特徴を下記にまとめたので、確認していただきたい。

  • これから紹介する屋根材の中では最も安い。ゆえに近代よく使われる。
  • 風や地震の影響で非常に割れやすく、弱い。
  • 屋根の耐久性は平均的に約30年と言われているなか、20年〜25年と短い。
  • 10年程度で塗装が必要な為、頻繁なチェックと定期的なメンテナンスが必須。

以上、スレート屋根の特徴を簡単にお伝えしたがわかって頂けただろうか。

この記事にたどり着く殆どの方がこのスレート屋根を使用していると思うが、上記の通り機能性は非常に悪い。新築時のスレート屋根に塗ってある塗料も優れたものではない場合がほとんどである。故に必ず塗装が必要となるのだ。

2−2.金属系(トタン屋根)

現代は殆ど使われなくなったが、まだまだこの屋根も多い。こちらだ。

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この屋根、なんと非常に強度が悪い。耐久性もない。気になってこのページを見ているのだから、もしかしたら既に手遅れかもしれないが、特徴を説明しよう

  • スレートより少し値段が高い
  • 錆びる。錆びたら強度が一気に下る。
  • 10年〜20年しか持たない。手入れをする前にダメになってしまう場合も。
  • 7年〜10年で塗装や、修繕が必要。
  • 雨音がしたり、頻繁にメンテナンスが必要

正直デメリットしか見えてこないが、実際メリットがあまりない。故に、現代の屋根材にはほとんど使われていない。長くその家に住みたいということであれば、屋根の吹き替えをしてしまうのも一つの手かもしれない。

2−3.日本瓦

古くから伝わる屋根材で、町中ではもう殆ど見られなくなったが、田舎にまだまだ多く使われている。こちらだ。

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さて、日本瓦の特徴を説明しよう。もし日本瓦を使っているご自宅であればメンテナンスは殆ど不要かも知れない。理由は次のとおりだ。

  • 価格はどの屋根材より最も高い。
  • 厚みがあり、強度は非常に強い。
  • 日本瓦はなんと50〜100年もつと言われている。
  • 漆喰部分(※)はメンテナンスが必要だが、瓦自体には全く必要ない。
  • 地震に弱い。屋根が重いと倒壊の危険性が高まるため。

(※)屋根と屋根のつなぎ目の部分のことを指す。画像あり

以上が、日本瓦の特徴で塗装が必要ない。上記画像のような漆喰の補修、修繕のみで済んでしまう。しかしながら、地震大国日本には正直向いていない。日本瓦が崩れているニュース映像を目にしたことがあるかと思うが、非常に地震に弱い。よって日本瓦もあまり使われることがない。

2−4.セメント瓦

次に説明させていただきたいのがセメント瓦だ。古くから伝わる日本瓦の欠点を解消したものと考えるとわかりやすい。これだ。

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外見は非常に日本瓦に似ているものが多い。しかし、セメントでできているため定期的な点検と塗装が必要になる。詳しく説明しよう。

  • 日本瓦よりは安いが、高価なものにかわりはない。
  • セメントできているため、比較的強度はあるが、割れやすい。
  • 日本瓦とまではいかないが耐久性は30年〜40年と長い。
  • 15年〜20年で塗替えが必要になる。
  • 日本瓦よりは軽いが、重量は有る。同様地震には弱く、塗装が剥げやすい。

セメント瓦は昔の面持ちを残しながら現代的なものに作られたもので、そこそこ人気がある。ただ、現代の新築に用いられることは少なく、どんどんその数は減っている。

以上、4種類の屋根材をご紹介させていただいたが、あなたの家の屋根材はどれだっただろうか。もうお気づきかも知れないが、屋根材によって塗替えが必要なものもあれば、いらないものも有る。まずはあなたの家の屋根材は何か調べてみよう。

※決して自分で登って調べる事はやめよう。大事故につながりかねない。

3.屋根塗装の費用相場

そこで気になるのが屋根の塗装にかかる費用だ。もし見積書が手元にある方はそれを見ていただきたい。屋根塗装の費用相場はだいたい1平米当たり、下記のようになっているはずだ。

  • シリコン 2,000円/平米
  • フッ素 3,500円/平米

※水洗い・3回塗り

先にお伝えしておこう。我々が言う適正価格とは優良施工店が高品質な仕事ができる価格相場となっている。もしかしたら手元にある見積書よりも高いかもしれない。しかし、当サイトは利用者数が10万人の結果から導き出した結果であり、且つ良質な施工ができるギリギリのラインで算出した相場であるということを理解していただきたい。

上記でお伝えした費用相場を一般的な戸建てに例えるとだいたい、20万円〜40万円が屋根塗装の費用相場となる。しかし、ここで重要なポイントが2点ある。1点目は屋根の塗装をするのに必要な「足場」だ。

あなたは屋根塗装だけがしたいのかもしれない。しかし、屋根塗装をするためには足場を組まなくてはならない。しかもそれが安くない。屋根塗装と約同額がかかる。つまり、足場を組み、屋根だけを塗装使用としたら、40万〜60万はかかってしまうのだ。足場については「足場の価格相場で9割の人が騙されています」で詳しく説明しているのでそちらをご覧頂きたい。

その為、屋根塗装を行いたい方は外壁も同時に、外壁を行う方は屋根も一緒に塗装、という方がほとんどなのである。

2点目は屋根の上に太陽光発電が付いているかついていないかだ。太陽光発電がのっていると、基本的にその下は塗装ができない。一度外して塗装となると、膨大な費用がかかる。もしあなたが今、太陽光発電をつける事を検討しているのであれば、先に塗装を終わらせて頂いたほうが間違いないだろう。

尚、シリコンやフッ素、塗料の種類については「外壁の塗料を選ぶ上で頭に入れておきたい5つの事」で説明しているのでそちらをご覧頂きたい。

まとめ

屋根塗装をする上で心得ておくポイントはわかって頂けただろうか。改めて屋根塗装をする上で大事なことをまとめると、

  • 屋根塗装は家を長持ちさせるために必ず定期的に行わなければならない
  • 屋根の種類は4種類。それぞれメンテナンスの仕方が違う
  • 屋根塗装の費用相場を確認する上で、足場や外壁塗装の事も視野に入れる必要がある

この3つの事を最低でも頭に入れておくことが、満足の行く屋根塗装、屋根リフォームをする上で重要なポイントだと考える。

もちろんその上で複数社から見積もりを取り寄せることでより満足のいく屋根塗装を行うことが出来るはずだ。営業を受けたから、担当者が熱心だから、という理由で大事な屋根塗装をする業者を決定せず、屋根のことを理解することと、比較検討する事に、しっかり時間を使って欲しい。

 

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